後書き・凄惨怒涛編


 はい、読んで下さった皆様方へ一言。
 誠に露悪的で申し訳ありません。
 それから。
 最後まで読んでいただきまして有難うございます。

 まず最初に。
 ハウスホッファーとは、実在の人物です。
 ナチの黒幕的な役割を果たしたのも、本当です。
 腹掻っ捌いて果てたのも本当です。
 ですが、こんな話しがあったとは聞きません。
 完全に私の創作です。

 それでこの話なのですが、ホラーではなく、恐怖小説でもなく、ただの伝奇物と思ってください。

 この小説を書くにあたっては、いかに短く纏めるか、という点だけを留意致しました。
 ほかに何も考えてません。
 構想3分、作業1時間半、と言ったところです。

 一種の実験です。
 今まで私は物を書くときには必ず長くなったのですが、今回の話では、それをいかに短く纏められるか、という事に挑戦した訳です。
 ですので、話の内容はアラだらけですし、それ以上に、最低限のことしか書いていません。
 厳しいツッコミは、敢えてしないで下さいませ。

 小説の完成度はともかく、短く纏められたことは事実でしょう。
 という訳で、今後、このようないい加減なものを発表するつもりはありませんので、安心してください。

 とくに、私に文才がある、と評価してくださっている方々、ご安心下さいませ。決して自暴自棄になった訳でも、気が違った訳でもありませんので。

 それでは、誠にお見苦しいものでしたが、読んでいただき、有難うございました。
 次のを書いたら、また出しますので、そのときは宜しく。


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