ジョジョ初心者の方へ


■「ジョジョ」って、どんな漫画?

ジョジョは1986年に「週刊少年ジャンプ」で連載を開始された、伝奇冒険ロマンである。
作者は荒木飛呂彦氏。
その人気は根強く、現在はタイトルを変えながらも連載を続けている。

この漫画の特徴は、「時代の流れによって主人公が変わる」という事である。
各時代によって主人公が違い、それに伴って第○部という言い方で表される。
この主人公達に共通するのが「JOJO」という渾名で呼ばれる事である。
この壮大な歴史の流れの中で捉えた「ジョジョ」の一族を描く大河ドラマが、この漫画のありかたなのだ。

■「ジョジョ」のどんな所が面白いの?

この漫画の面白い所は、まずは奇抜な設定にあるだろう。
「石仮面」、「柱の男」、「スタンド」などの一風変わった独特の単語を作中に配し、読者の興味を誘う。
また、奇抜でありながらもその設定は出来る限りのご都合主義を廃し、合理的に説明を可能にしようという意図が読み取れるものとなっているところも特筆すべきだ。
無論、無理はあるのだが。
そのほか、各主人公と、彼らを囲む人物達のキャラクター性も高く、それぞれの個性が非常に良く表されている所も凄い。
それでいながら、一族の血を引く者としての特徴をしっかりと受け継がせるなどの配慮も忘れない。
極めて良く出来た人間ドラマが展開される訳である。
更に、その独特の台詞回しは世界観にマッチし、雰囲気をこれ以上ないほど効果的に盛り上げる。
つまり、どこを取っても面白いって訳だ。

■「ジョジョ」の最大の特徴は?

読めば分かるんだけど、その効果音の凄さは他の漫画の比じゃない。
というよりも、この効果音があってこそのこの漫画だといってもいい。
勢いとか、迸りとか、迫力とか、そういうものをあらわすために滅茶苦茶な効果音が使われる訳だ。
この漫画では「生命力」を表すのに劇的な効果音を使うのが特徴となっている。
これこそがこの漫画を普及の名作たらしめている最大の要因、と言っても過言ではなかろう。

■では、最後の「ジョジョ」について一言コメントを

読め!!


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