河原崎家の一族


これも元々シルキーズのゲームでした。
ついでに言うと、俺はWin版をプレイした事はありません、PC−98版だけです。
ですから、ここではあくまでPC−98版を基準にして語ります。

エロ (点数が高いほどエロいです) 84点
原画 (点数が高いほど俺的には綺麗) 90点
キャラクター (点数が高いほど魅力があります) 82点
ヴォイス (点数が高いほど上手です) なし
ストーリー (点数が高いほど完成度が高いです) 86点
音楽 (点数が高いほどシーンとマッチしています) 62点
システム (点数が高いほど扱いやすいです) 84点
難易度 (点数が高いほど攻略が難しいです) 65点

 

★基本的に見て、非常にバランスのいいエロティックアドヴェンチャーゲームです。
雰囲気は極めてダークで、その上物凄くエロいです。
ただ、ゲームが出来た時代が時代ですから、一つのシナリオあたりの時間は凄く短いです。
その代わりと言ってはなんですが、密度の高い内容になっています。

 

●エロ

コンセプトとして「とにかくエロいものを作る」というゲームでしたから、それに恥じないエロさです。
しかもかなりハードコアで、滅茶苦茶倒錯的な雰囲気もあったりします。
無駄なくらいにエロいです。

●原画

俺はこの原画を書いた人、横田守さんの大ファンです。
このころはまだちょっと荒い画を描いていたと思うんですが、それでも充分に迫力があります。
因みにこの古さでありながら、エロシーンでは動画を導入するという、中々挑戦的な試みがなされています。

●キャラクター

それほど細かくは設定されていないかわりに、どのキャラも一癖も二癖もあります。
何と言うか揃いも揃って異常者ばかりですが、それらのキャラが背負っているものが時折垣間見得る所がグッドですね。

●ヴォイス

当然の事ですがありません。
Win版にはあるそうです。

●ストーリー

要するに、性格破綻者たちの異常な性生活に巻き込まれた人達、ってお話です。
しかしながら、それをベースに細かい点まで追求したシナリオは圧巻です。
あくまでエロを基準にして描かれたシナリオは秀逸です。

●音楽

重厚な雰囲気を漂わせる音楽ですが、あくまで雰囲気モノです。

●システム

時代が時代ですし、非常にシンプルです。

●難易度

1シナリオをクリアするのは、結構簡単です。
しかし、全てをクリアするとなるとこれはかなり大変です。
この当時のゲームとしては、結構複雑な分岐のゲームだったと思いますね。

 

★総評として、凄く正統派のアドヴェンチャーゲームだと思います。
勿論エロを重視で描かれていますし、かなり豪快な「エロゲー」といえるでしょう。
様々なエロを詰め込んだ、正統派のエロゲーです。
あ、久し振りにやりたくなってきた、今度Win版買ってきますわ(笑)。

 

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