1019年 12月
今月も大江山は無視。
小緑が1歳になったのを受けて、交神する事にする。
子供は、優先して薙刀士に就けるとして、問題は交神の相手の神様であろう。
もっと派手に稼げる立場であれば、思い切って奉納点3000点くらいの神様を選べるのだが、現時点では800〜1000点前後の神様が精一杯だ。
一気に強い子供を作れない、これは正にギリギリのバランスである。
全く、絶妙のコントロールだと言わざるを得ない。
「神がいるとして運命を操作しているとしたら! おれたちほどよく計算された関係はあるまいッ!」
さて、今月からは物を売ったら暫くは買い物はナシだ。
そうして、3万両を突破するまで貯蓄しなければならない。
理由は増築にある。
現在の家だと、子供を含めて4人までしか入れない。
そこで、増築して5人以上を収容できるようにする必要がある訳だ。
「ン〜〜〜〜『増築』ねェ〜〜〜〜〜」
という訳で、今回は交神を中心に計画を組み立て、まずは物品を派手に処分……したら、あっさりと3万両を超えてしまった。
これは完全に予想外、しかも嬉しい予想外である。
これで連続して子供を作る事も可能になった、尤も、今は流石に連続交神するほど奉納点に余裕はないが。
では、さっそく交神する事に。
こちらは小緑で、お相手は……。
ここはバランスを重視して、十六夜伏丸氏、2度目の交神である。
「私はイヌが嫌いだ! 怖いんじゃあないわ、人間にヘーこらする態度に虫唾が走るのよ!」
またぞろ生まれたのは女の子。
何と言うか、複雑な気分ではある。
「女の子じゃこの子」
「そーそー男と女の見分け方は股の間に…」
バシッ バシッ バシッ
奉納点:6156
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