見苦しいいいわけ(後書き)


 てなワケで、アホみたいなSSをお読み頂き、有難うございます。
 スーパーロボットのノリで読んで頂けたのでしたら幸いです。

 さて、今更言わずもがなですが、「先行者」とは「侍魂」というサイトさんで取り扱われていた、中国産ロボットの事です。
 この記事、物凄い大ヒット致しまして、現在の「テキストサイト乱立」の元凶とすら言われておりますが、それはちと言い方が酷いんじゃないかと思いますね。
 何に致しましても、かなり多くのサイトに影響を及ぼした事は間違いないです。
 で、その「侍魂」の管理者さんが、健さんという方です。

 ついでに言えば、た○パ△ダについても述べておられますし、ヒットマンについても記事があります。
 まあ、そんな訳で、このSSでは「侍魂」関連で纏めてみた、と言ったところです。

 さて、元の「先行者」の記事では、先行者の扱いは一貫して「先行者=カッコ悪い」的な扱いになっておりまして、そのカッコ悪さに突っ込む事で笑いを取る、というテキストでした。
 で、これが俺としてはどうも気に入りませんで。
 別にそれが「悪」だとか言うつもりは無いんですけど、やっぱりアレを造った中国の技術者一同さんは、結構必死になって造ったんだと思うんですよ。
 それを無視して笑うのは、どんなもんかと。
 別に「突っ込む」のは良いんですよ、それは批判と同じだと思いますし。
 でも、いきなり笑いのネタにするっていうのは、それはなんかコケにしてるみたいで、俺は好きじゃないです。
 ですから、「俺は先行者をカッコよく書いてみたい」というのがあった訳です。

 で、この話を書くにあたって、自分ルールとして、二つの事を決めました。
 ひとつは「先行者」をカッコ良く描く事、そしてもう1つは、健さんと先行者の「絆」を描く事。
 後者は、本家本元で「近付きたくない」と仰っている健さんへの当て付け……ではありません、念の為。
 そういう「絆」を描く事で、健さんもカッコよく描けるだろう、と判断した訳です、スーパーロボットものの王道として。
 そう出来たかどうかは自分では分かりませんが、俺はカッコ良く書いたつもりです。
 別に便乗人気取りとかいう意味もありませんし、自己満足で書いただけってのが情けないんですけどね、ご本人は見て下さる可能性、ほぼゼロですし。

 えー、2ちゃんねるについては、出そうか出すまいか迷ってたんですけど、勢いがイイかな、と思って出しました。
 なんつーか、2ちゃんの雰囲気が出せてれば良いんですけど。
 実を言うと、これを書いたのは結構昔の事で、01年の12月頭くらいの事だったと思います。
 ですから、いろんなネタ的に鮮度が落ちてるんですけど、まあ、それはそれって事で。

 つーか、SSに2ちゃんを出すとは、もう厨房丸出しですね、俺。

 さて、構想では、本当はもっと1話あたりを短く纏めて、全13回、乃至は26回に分けて連載しようと思ってました。
 何でそんな回数か、分かりますよね?
 分からない人は分からないままの方が幸せです、確実に。
 ただ、書いてみたら思ったより長くなったし、おまけに書いててこれほど疲れるSSは始めてだし、もう書きません。
 1話完結にします、面倒臭い。

 そんな訳で、最後までお読み頂き、有難うございました。
 上記リンクから、是非「侍魂」へ飛んでみて下さいませ。

 ではでは。

 


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