後書き


〜You are free〜
後書きというなの作者の戯れ言

「〜You are free〜」
いかがだったでしょうか?この話を書いた泉優驥(いずみゆうき)
と申します。今回のテーマはズバリ、
『とりかえしのつかない事をしてしまったような気持ちで告げるサヨナラ』
『どんなに理由があったとしても他人には伝えられない行間』
『恋人同士だけにしか理解できない行間』
です。別れたくなくても別れなくてはならない時、そんな恋人達の話しです。
彼等だけが知っている別れる理由。愛しているから、相手を大切に想うから
こそ別れるときというのもあると思います。
この物語の二人がなぜ別れたのかは、皆さんが考えてみてください。
時折出てくる矛盾のような表現。それは主人公の心の葛藤を書いてみた
つもりです。別れなきゃいけないと思う気持ち。でも別れたくないという
気持ち。辛いですよね。こういう時は・・・・・・


個人的には今回は新しい技法を試したつもりです。セリフが無い。
最後の最後にある「それじゃね」の一言。この言葉の重さをだすために、
あえて他のところでは会話を出しませんでした。「それじゃね」の重さが
伝わっていれば幸いです。


ボクこと泉は普段は恋愛話は苦手です。ボク自身が苦い経験を持つこと。
書いているウチに思い出してしまい、また弱くなっていくボクがいること
を知ってしまうからです。ボク自身の恋愛経験はここで語っても意味がな
いのでやめますが、恋愛を書いていていつももう一人の自分がいることに
気づきます。小説を書いているボクと、その苦い恋愛経験の時のボクとが。
人間は脆く弱い生き物です。強い人間なんていません。自分の支えとなっ
てくれる異性。お互いがお互いを必要として。そこに「恋」や「愛」があ
るとボクは思ってます。お互いが支え合っていく。いいですね〜

普段、ボクはファンタジー系の小説を書いてますが、時折恋愛話やゲーム
の小説を書いていたりします。基本的にはオリジナルを書いていますので、
気の向いた方はボクのホームページや、ボクの小説を掲載していただいて
いる方々のホームページにアクセスしてみてください。
できれば感想を掲示板かメールで直にいただければ幸いです。

では、またいつかお会いできることを願いまして・・・・・・・
20世紀最後の師走に、恋人達に幸あることを祈り、
泉優驥でした。


BGM:
「You are free」:チャゲ&アスカ
「夢であるように」:DEEN


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