コラム!!
何について語るかは気分次第。さて、今日のお題目は?
非常に申し訳ありません。
この日のコラムでは、罵倒表現が多く見うけられる上、それが個人攻撃に繋がる物でした。
勿論、規約に反する行為です。
よって、移転に伴い、削除させて頂きました。
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2002年 4月 8日 同人の二次創作
えーと、前回はかなり過激になっちゃったので、今回はいつものノリに戻して話をしていこうと思う。
あまり過激な事を書いてると、読んで下さってる方も嫌な気分になるでしょうし。
うちは罵倒芸で売ってる訳ではないので(と言うかそんなスキルは俺には無いし)、精神状態を切り替えていくことにしよう、そちらの方が健全だ。
えー、ちょっと前に「サイトのあり方」のついでみたいな形で、「二次創作について」ってのに言及した。
今回はその発展版みたいな物だと思って欲しい。
ちょっと前までは、同人活動という物自体が二次創作であった。
この言い方は全然正確じゃないんだけど、まあ要するに、二次創作というもののあり方が、非常に同人的だった訳だ。
うーむ、これじゃ分かりにくいか。
つまり同人活動と言うと、原作があって、それを生かした(或いは壊した)二次創作活動が活発に行われていた、という事だ。
勿論一時創作活動してる同人さんもいる訳だが、これは今回の場合除外する、ある一つの例外を除いては。
その例外こそが、今回のお題の主役だから。
では、その例外とは何か。
それは「月姫」というゲームである。
このゲームがどれだけ素晴らしいかというのは過去に語っている事なので、今更ここでは書かない。
素晴らしくレヴェルの高い、とても同人とは思えない完成度の高さを誇る名作だ。
このゲーム、物凄い記録的大ヒットしただけではなく、なんと出版社からアンソロジーコミックが出るところまでいってしまった。
ここまで来ると「同人ゲーム」という括りではとても語れない物だ。
これは勿論、彼らが素晴らしい仕事をした結果であって、称える事は在っても全然非が在るべきことではない。
問題として提起したいのは、この「月姫」の「二次創作」作品についてである。
事が特殊なだけに余り迂闊な事は言えないのだが、この「月姫」という「同人ソフト」に対する「二次創作」というのはちょっと疑問がある。
無論、「やるべきではない」というつもりは無い。
ただ何となく違和感みたいな物を感じる訳だ、特に同人さんがこの活動をしている場合に限り。
ある話があって、それがあまりにも面白かったので、それの二次創作を作りたい、という気分は分かる。
それがどういう形であれ、原作へのオマージュを捧げるという意味であれば、その行為自体は理解できる。
それを言ったら俺もやってるわけだし。
まぁ俺の場合はかなり特殊(アレンジ曲とかジョジョネタとか)だが、多くの場合としては「漫画」であるとか、或いは「小説」という形になると思う。
最近だったら二次創作同人ゲームも多い。
で、一介のウェブサイトマスターがそれをやる分には別に文句は無い、と言うか、文句を言ったら自己否定になっちゃうし。
俺がちょっと首を傾げたいのは、同人活動をしている方々がこれをやることである。
気持ちは分かる、良く分かる。
でも、創作活動に時間とお金をかけている同人さんたち、ちょっと方向がずれているのでは?
と、思う理由は以下に記す。
簡単に言ってしまえば、同じ同人活動をしているものとして、もっと違う形でのオマージュの捧げ方があるのではないかという事だ。
月姫が面白い、では、その世界観やキャラを使って二次創作同人活動をしよう。
それはちょっと……言葉は悪いけど、単純過ぎる思考じゃないだろうか。
月姫の何が偉大かと言って、「同人でありながら」あそこまで出来た(俺は逆に「同人だからこそ」だと思っている、勿論、それは文句をつけるつもりで思っていることではない)事であろう。
つまり、どう言葉を尽くそうが彼らもまた「同人」なのであって、決して彼らはゲームメーカーではないという事だ。
だから、同人に対して同人で返すというのは、例えばお互いが近しいサークル同士が内輪でやるならともかく、そうでないなら別の方法論があるのではないだろうか。
例えば、月姫があそこまで高いレヴェルを見せつけてくれたゲーム製作技術、その限界に、自分たち独自の世界観で挑戦してみるとか。
もしも俺が彼らの立場なら、そういう形で、独自の返答を見せてもらった方が嬉しいと思うのだが、如何か。
まあ、同人と関わりの無い者の戯言だが、ちょっと思った事を徒然に。
2002年 4月 12日 テレビ番組
まあ、最近あんまりテレビを見てないんだけど、昔から変わらず面白いと思うのは、NHKの番組だ。
特にドキュメンタリー系の番組と、時々やってる歴史系の番組は、マジで面白い。
何がこんなに民放と違うのか、ちょっと考えてみた。
勿論、それは「コマーシャルがない」ってのもあると思うが、多分、圧倒的な制作費にあるんだろう。
そのほか、ゲストの多彩さなんかも、その要因かもしれないな。
一昔前までのテレビ番組は、NHKも民放も面白かった。
勿論、番組の色合いは違ったものがあったが、民放もNHKもどちらも持ち味を発揮して、完成度の高い番組が多かったと思う。
番組の種類も多岐にわたり、この時間帯はこれ、というようなものはあまりなかった。
各放送局が独自の色を持っていて、どのチャンネルを見ても楽しめるものがあったと思う。
いつ頃からだろうか、どの曲でも似たような色になっちゃったのは。
いつ頃からかは分からないけど、多分、トレンディドラマとかバラエティとかがメインになってからだと思う。
正直なところ、俺はどっちのジャンルの番組も好きじゃない。
はっきり言ってつまらないと思う。
何故そう感じるのかは不明だが、やはり頑張って見てもつまらないと思う。
だから、多分NHKが面白いんじゃない。
多分、民放がつまらないのだ、俺にとっては。
当分の間、俺はNHKから離れる事は出来なさそうだ。