年代別へヴィメタル研究3
いよいよ90年代へやって来た。
バカみたいなクソ音楽と、洒落にもならない下水道邦楽(全部がそうだとは言わないが)の陰に隠されてしまった感のあるHR/HMだが、どうしてどうして、まだまだ元気な連中もいるのだよ。
というわけで、ここもやっぱり20選だッッッ!!(←刃牙テイスト)
ランク |
アーティスト |
アルバム |
一番有名と思われる曲 |
俺の推薦曲 |
一言コメント |
NO・1 |
JUDAS |
Painkilller |
Painkiller |
同左 |
伝統と格式、そして誇り。 |
NO・2 |
Winger |
Pull |
Spell I'm Under |
Blind |
苦悩と絶望と思考錯誤、 |
NO・3 |
MANOWAR |
Louder |
The Power |
同左 |
どんな苦境においても |
NO・4 |
DREAM |
Images |
Pull Me Under |
Learning |
ラッシュ、イエス、 |
NO・5 |
GAMMA RAY |
Sigh |
One With The World |
同左 |
カイ・ハンセンの |
NO・6 |
EXTREAM |
Porno- |
More Than Words |
It's |
自らファンクメタルと名乗る |
NO・7 |
PANTERA |
Varger |
Mouth For War |
Fucking |
「へヴィ」という単語の意味は、 |
NO・8 |
SKID ROW |
Slave |
Wasted Time |
Slave |
ボン・ジョビと喧嘩別れした |
NO・9 |
VINCE |
Expose |
Sister Of Pain |
同左 |
モトリーを |
NO・10 |
HAREM |
Mood |
No Justice |
Savers |
カナダから、 |
NO・11 |
HALLOWEEN |
Master |
Where Rain Grows |
Sole |
新ヴォーカルの |
NO・12 |
YNGWIE |
The |
The Seventh Sign |
同左 |
自動車事故という悪夢を |
NO・13 |
FAIR |
FAIR |
Hang On |
同左 |
ドイツが生んだ |
NO・14 |
MEGADETH |
Rust |
Hanger 18 |
同左 |
日本かぶれの変態ギタリスト、 |
NO・15 |
DEF |
Euphoria |
Promises |
Paper Sun |
過剰なプロデュースを廃し、 |
NO・16 |
TOTO |
Kingdom |
Don't Chain My Heart |
Kingdam |
あのTOTOが、 |
NO・17 |
PRITY |
Sin-Dicade |
Please Don't |
同左 |
北欧特有の |
NO・18 |
METAL |
Hanging |
Losers In The Game |
Down |
あまりに特徴的なサウンドに |
NO・19 |
ROYAL |
Clown |
Clown In The Mirror |
Wasted |
クラシカルなキーボードと |
NO・20 |
RIOT |
Night- |
Burn(*注12) |
Babylon |
泥沼の状況から |
*注1・・・このアルバムが出た頃から、世の中には「グランジブーム」と言うものが発生しており、汚い音とダークな歌詞、そして重たいサウンドが音楽界の主流となっていたのだ。折からの不況と相俟って、数々の名バンドが、レコード会社との契約を失っていく。「メタルは死んだ」と言われる所以である。個人的には「ナメんじゃねえ」と言ってやりたい。
*注2・・・MANOWARのアルバムは全てが桁外れの傑作なので、何を挙げてもいいのであるが、全部書く訳にはいかないので一つに絞ったのである。HAIL!!!!!
*注3・・・「エクストリーム」と言っても、来栖川綾香がチャンピオンである大会とは何の関係もないのであしからず。でも、入場テーマとかには使える曲がありそうだ。え?何を言っているか分らない?オタク度が足りん!!
*注4・・・邦楽のクソバンド(かどうかは知らねーけど)にこれと同じ名前のものがあるらしいが、「一緒にするな、馬鹿野郎」と言いたい。
*注5・・・アルバム的な物を考えると、この前のアルバムのほうが完成度は高い。しかし、シーンに与えたインパクトはこのアルバムのほうが大きいので、こちらを取り上げた。
*注6・・・このタイトルのHPが「必殺リンク衆」の中にあるが、勿論、元ネタはこの曲である。このえみお様、ちょっとお名前をご拝借・・・。
*注7・・・実のところ、どの曲が一番有名かは、全く解らないバンドである。ただ、「ヤングギター」にスコア(楽譜)が載っていたので、この曲にした。あしからず。
*注8・・・マイク・ヴェッセーラのヴォーカルは、日本のメタルバンドLOUDNESSでも聞くことができる。重い、掠れた低音部と、透き通ったハイトーンシャウトは、絶品だッッッ!!(←刃牙テイスト)
*注9・・・この頃のMEGADETHよりも、もっと後のほうがよりキャッチーなメタルをやっていて、個人的には好ましい。聴きやすさも、後のアルバムのほうが断然上だ。
*注10・・・元々は「殿」と、THIN LIZZYのヴォーカル兼ベースのフィル・ライノットと、二人の鬼才のユニットによる曲だった。これはそのカヴァーで、ほぼ元曲のまま。
*注11・・・決して「川下り〜♪」と歌っているのではないので、そのつもりで。
*注12・・・勿論、元はパープルの超名曲。すんごいベースとギターバトルが繰り広げられるアレンジになっている。
*注13・・・同じ曲名の違う曲が、どっかの日本の勘違い野郎どもによって歌われていたが、そいつらに会ったら俺は迷わずぶん殴るだろう。←だから、比べてどーする。