第10話 血の渇き! の巻

1019年1月

 

さて、今月は覚悟を決めて、なみ一人での討伐である。
今月だけだ、我慢我慢。

気がつかなかったが、今月はどうやら相翼院の討伐強化月間らしい。
例によって例の如く稼ぎは少ないだろうが、0両よりはマシなので相翼院に行く。
まあ、今回はなみ一人だけなので、討伐もかなりきつくなるのは目に見えている。
そういう意味ではちょうど良いかもしれない。

「残るはこのなみ独りか…だが頂点に立つ者は常にひとり!」

流石はジョースター家の血統だ。
誇り高き精神を持っている。

「あたしをジョジョって呼ぶな!」

まずは★が三つ、戦勝点3倍からスタート。
順調な滑り出しを見せる。
そして、3度目の戦闘でついに!!
「朱の首輪」がスロットに止まった。
「速瀬ノ流々」サンの復活である。
始めての神様解放だ。
流石はジョースター家の血統、他人にできない事を平然とやってのけるッ、そこにシビれる! あこがれるゥ!
因みに、一番解放が簡単な神様です。

さて、順調に前進して「羽休め台」では120両と150両をゲット、モーケタモーケタ。
ここまで来るのに殆ど時間を消費していない。
「速瀬」の術のおかげである。
硬さに定評のある「念仏踊り」も軽くイナして、破竹の前進だ。
一人だけなので成長も早い。
そして、「蛇麻呂」をゲット。
更に、「白浪 河太郎」氏をも解放。

「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラアッ!!」

属性武器を持っている所為か、凄まじい破壊力である。
ストーンフリーも真っ青だッ。
「ドクロ大将」も一撃で葬り去る。

「わたしのドリル(?)には、当主様の愛がいっぱいに詰まってるんだから! ファイナル・スパイラルドライバー!!」

そののちも戦い続け、無事に帰還。
しかし、敵の数に圧倒されて結構なダメージも受けてしまったため、帰った時の健康度は85。
まだまだ力量不足である事を自覚する。
報奨金は1442両、かなりの儲けになった。

しかし、小緑に施した訓練の成果が思わしくない。
上昇率が良くないのだ。
これはかなりの不満であった。

「これはどーいう意味よ…? この訓練の結果は……? なみは序那参のこと完全に信頼して一人で討伐に行ったのに、アンタはその心意気を無視してサボってたってことねっ!? この訓練の結果はそーゆーことなの? え? そーゆー意味なのね? おい! 二人の関係はおしまいなのかァ―――ッ!! 答えろォォォォォォ―――ッ!!」




奉納点:2846

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