第24話 罠への招待の巻

1020年3月

 

音楽が切り替わって、今月からは春である。
今月は、呂婆斗と酸多奈のコンビでの討伐、子緑は徐倫の訓練担当に回る。
久々の二人討伐、無理はしないようにしつつある程度奉納点も稼ぐように進めていこう。
では、さっそく出撃、行き先はいつもと同じ鳥居千万宮に決定だ。

相変わらず安い戦勝点の入り口近辺だが、取り合えず一通りはこいつらで何とかしなくてはならない。
無茶をすると、また酷い目に合うのは必至だからだ。
軽くイナしておいて、さっさと鳥居千万宮十へ。
ここに来ると、急激に戦勝点が増える。

「鬼が人間に追いつけるかーッ おまえはこの呂婆斗にとってはモンキーなんだよ 首切り大将ォォォォ――――――ッ!!」

基本的には、まともに戦うのが馬鹿らしいほどの戦力差の大きさなので、なるべく術を使わず、技力を消費しないように戦っていく。
こうする事によって、先に進んでもいざとなったら何とかできるようにしておく。
吸血ゾンビ退治には、それに相応しいやり方があるってワケだ。
しかし、今まで三人での討伐に慣れていた分、二人だと随分勝手が違う。

「てめ〜らァどきやがれッ 脳天ブッ砕くぜッおのれェらァ!」

「呼吸も乱れはじめて波紋効果が弱まってるぞ! いかに序那参に師事成長した波紋もこれだけの人数! 続くかァ〜〜〜続くかァ〜〜〜JOJO、続・くゥ・カァ」

「こ…この野郎〜〜〜〜〜〜〜〜」

人数が少ない分、多勢に無勢の不利はどうしても否めない。
カーズに挑むジョセフの気分が良くわかる。

同時に、二人だけにあっという間に成長していく。
★3つで150点などが出たりして、かなりの戦勝点を稼ぐ事ができた。
更に、酸多奈の技の数値が大幅に上昇し、紅こべ大将も2発で倒せるレベルに到達。
これなら、いよいよ大江山が見えてきたと言えるだろう。
待っていろ朱点め、必ず脳天に波紋をぶちこんでやるッ!

「やっつけてやるぜ……………朱点」




奉納点:7011

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