1020年5月
どうやら呂婆斗は死ななくて済んだようだ、やれやれ、一安心だぜ。
さて、安心した所で漸く増築の話が出た。
これで2万両が綺麗に消えたが、おかげで暫くの間は交神に関しては気を使わずに済む。
「これで今夜も………くつろいで熟睡できるな」
さて、ではさっそく投資を再開しよう。
現在残っている金額は2万8千両。
この内、1万8千両を投資することにする。
9千両ずつ、商業と宗教部門へ。
商業部門はかなり大幅に伸びたので、更に良い武器が揃う事が期待できる。
宗教部門に投資していくことで、ちょっとずつ奉納点が減ることも期待できるのだが、まずは武器を揃えてからだ。
物事には順番があるからな。
「……おまえは一枚のCDを聞き終わったらキチッとケースにしまってから次のCDを聞くだろう? 誰だってそーする、おれもそーする」
さて、今月は討伐に行く予定だったが、この予定を変更して交神することに。
然したる理由がある訳ではないが、強いて言えば、同じような年齢の一族が集中しているほうが何かと都合が良いってことか。
徐倫の能力が1ヶ月分無駄になるが、これもまあ仕方なかろう。
最終的に朱点を打倒できればいい、それ以外などたいしたことではないッ!
過程や……!
方法なぞ………!
どうでもよいのだァ―――――ッ
という訳で、交神するのはまたもや酸多奈。
お相手は……。
思いきって、風車ノお七サンを選ぶ。
かなり奉納点を持っていかれるが、少なくともあと1年は交神はしないだろうとの読みからである。
生まれたのは……男か女か、どっちだろう?
奉納点:6348
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